ホンダワゴン車に標準装備したカーナビです。
「バックライトが暗い」ため、バックライト蛍光管を交換する予定だった。ちょっとこのサイズのコ字型蛍光管が在庫あります。しかし、画面を確認すると、日光でかなり焼き付けた。
このため、新品液晶パネルを交換することに決めた。交換後、新品と同じ状態になった。
しかし、液晶パネルを新品交換しても、画面は暗いまま。再度確認すると、薄らに画像が見えるため、バックライト点灯しない状態です。このように、バックライトが寿命になり、発光が弱く、画面暗いとバックライト全く点灯しない状態の確認がよく間違います。
新品液晶パネルでもバックライト点灯しないから、バックライトではなく、インバーターの問題です。幸い、この機種のインバーターは操作キーのみと同じ基板で、回路もトランジスターのみ、専用ICが使われていないため、わかりやすい。テスターでトランジスターの良好を確認したため、外れの疑い半田ポイントを半田し直して、通電してみると、ちゃんとバックライト点灯した。
このインバーターはオン/オフ制御回路もあり、手元にある100µFの電解コンデンサーで+電源側からオン信号を取った(写真の右下)。
インバーターには問題がないと確認できたため、まだ点灯しないなら、カーナビー本体側の問題になります。カーナビを単独テストする環境がないため、ちょっと残念。
12V電源供給すれば、動かすことができると思うが、インターフェースの形状それぞれ違うため、コスト対効果でなかなか踏み切れない。