いまさら初代 Intel Mac mini A1176 (2006)ファームウェア 1.1 から 2.1 にアップデート

初代 Intel Mac mini A1176  Core Duo 1.66GHz を持っている。スペック的に非力ですが、捨てるのももったいない。小さくて場所取らないし、どうしても利用したいです。現在、大画面のモニターに繋いて、ウェブサフィンや動画見るに使っている。メモリは2GBまでで、以前 Windows 7 の時全く問題がないですが、Windows 10 にアップグレードしたら、少々重たくなった。でもまだ何とか使える。
先日、仕様を調べようと、偶然に#ファームウェアを 1.1 から 2.1 に#アップデートし、メモリを4GBに、CPUもアップグレードする記事に出会った。しかし、そのサイトにファームウェアのダウンロード先を教えていない。みんな探すに苦労した。また、書いた手順も難しそう。いまさらと思って諦めた。しかし、今日はもう一回別サイトを探したら、必要な情報が見つかり、やり方も簡単から、それなら、やってみたい気持ちになり、実際には10分間要らず出来てしまった。このぐらいならまたやる価値がある。メモリとCPUの交換も簡単ではないですが、4GBとCore 2 Duo になれば、まだまだ現役に使える。アップグレードできるCPUは次のようで、最後の数値は Geekbench 2 のベンチマークです。ちなみに元 1.66GHz CPU の場合 2150 です。

  • Core Duo 1.83 GHz Intel T2400, 2 MB cache, 2350
  • Core 2 Duo 1.83 GHz Intel T5600, 2 MB cache, 2550
  • Core 2 Duo 2.0 GHz Intel T7200, 4 MB cache, 2750
  • Core 2 Duo 2.16 GHz Intel T7400, 4 MB cache, 2900
  • Core 2 Duo 2.33 GHz Intel T7600, 4 MB cache, 3150 ファームウェアのアップデート手順は次の通りです:
    1.次のサイトからファームウェア 2.1 をダウンロード(右上にある緑の Download (1.15MB) のボタンをクリック);
    2.ダウンロードしたファイルを解凍し、解凍した二つのファイルを「/System/Library/CoreServices/Firmware Updates」フォルダに入れる(Mac OS X 10.6.8 に間違いなくこのフォルダがあるが、10.4.11にない報告もある);
    3.   ターミナルを開き、次のコマンド:
    sudo bless -mount / -firmware /System/Library/CoreServices/Firmware\ Updates/EFIUpdaterApp.efi -payload /System/Library/CoreServices/Firmware\ Updates/LOCKED_MM11_0055_08B.fd -options “-x efi-apple-payload0-data” –verbose」をコピーして実行する;
    4.   自分のパスワードを入力し、実行完了まで待つ。この時、長い実行している文字列が出る。何も出ないで、そのまま終わった場合、正常にアップデートしていない. コマンドを再入力してください;
    5.  実行を完了したら、Mac を終了する;
    6.  Macを電源入れる。この際にランプが点滅するまでずっとパワーボタンを押す。ランプが点滅したら、手を放す;
    7. 長いビープ音の後にMacが起動し、マックロゴの下に横メーターが表示し、自動的にアップデートする。起動ディスクを Windows に設定した場合、Macに設定するか、2回目以後自動再起動する時に option キーを押して、Mac側に起動するようにする必要がある。一度 Mac側にデスクトップまで正常起動すれば、作業が完了です。この時、画面崩れる場合がありますが、慌てず待てば、正常にデスクトップまで出ます。再度正常に起動したら、ファームウェアは2.1になるはずです。ファームウェア(ブートROMのバージョン」は MM21.009A.B00 になっている。

    ただし、この操作はリスクがあり、リスクを覚悟した上にやるべきです。

    また、インストール済みのシステムから /System/Library/CoreServices/PlatformSupport.plist  ファイルを移動すれば、Lion (Mac OS X 10.7) も動作するらしい。

    参考:
    https://forums.macrumors.com/threads/mac-mini-1-1-to-2-1-flash-question.2001474/

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PowerBook 2400c バックライト修理

最近静かに PowerBook 2400c シリーズの人気が再燃したようだ。中古 PowerBook 2400c を探すお客様の次に、PowerBook 2400c のバックライト修理を 依頼するお客様もいった。

国産蛍光管も在庫あるし、新品液晶パネルも在庫あり、ジャンク PowerBook 2400c も数台あるため、必ず修理できる自信があるので、受付しました。

非常に綺麗な状態の本体で、無事修理できてから確認すると、G3/320MHz にアップグレードしている。貴重であることがわかった。

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MacBook Pro 17 2009 2.6GHz ビデオチップ修理

MacBook Pro 17 が立ち上がらなくなった。お客様は数日後使う予定があり、急いで修理したい。いくつかの業者に問い合わせたが、できないため、最後にこちらに依頼いただいた。立ち上がると、写真のように画面にノイズがあり、デスクトップが出る前にシャットダウンしてしまう。明らかにビデオチップの問題だ。いままでに iMac, MacBook Pro を含め、かなり修理した経験があるため、自信をもって修理した。即ち、ホットガンでビデオチップを再半田付ける。約3時間後、作業が完了し、無事動作するようになった。今回、早く、安く修理できたので、このご縁で、次の修理も頼まれるようになった。

先日、もう1台 A1211 MacBook Pro 15 も同じように修理したため、修理前の写真を追加する。最近なぜかこのような故障が多い。
このマシンのバックライトは黄色になっている。また、小さい埃がたくさんついている。恐らく、廉価な蛍光管を使って交換した。その際に混入したごみだった。やはり、こちら販売している国産蛍光管と色や寿命は全然違う。

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MacPro Early 2009 / Mid 2010 CPU アップグレード

この2機種は3.46GHz 6コアのIntel Xeon X5690 CPUにアップグレードできるので、最近機会があって、Mid 2010 (元CPU E5620 2.4GHz 4コア x 2) を使ってやってみました。

作業自体難しくなく、丁寧にやればいいです。再起動後、メモリ認識に問題がありました。メモリを移動したり、スロットをクリニークしたりして、全部認識するようになりました。

お客様のマシンですので、アップグレード前後の体感速度がわかりません。スペック上かなり速くなりました。

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PowerBook 2400C/180 カードバス化

約10年ぶりに PowerBook 2400C/180 のカードバス化作業をしました。分解方法がもうすっかり忘れ、実物を見て、少しずつ思い出すの過程です。次回のために手順を書こう。
1.キーボード上左右の「ネジ隠し」と下のネジを外す;
2.そのカーバーを外し、液晶下の細いプラスチック部品を取り出す;
3.トラックパッドを含む液晶回りのベゼルを外す;
4.キーボードの6ネジを外し、キーボードを液晶の方に上げる;
5.この機種は新型のため、下スロットのみ改造したい場合、C377 チップを外す(旧機種なら、黄色線の長い方を切断する). 上下両方のスロット改造したい場合、C375チップも外す(旧機種なら、黄色線の短い方を切断する);
DSC00004
Macally PCMCIA USB 2.0 カードでテストした。

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