秋長の夜に、遠くからコオロギの交響曲がよく聞こえる。しかし、先日、すぐ近くのコオロギの大きい鳴き声に驚いた。こんな近いならベランダにいる間違いない。でも嘘だろ
う。こんな高い所にどうやって登って来たの?懐中電灯で鳴き声の方向に照らすと、やはりいました。よく見かける黒いタイプではなく、後に調べたら、同じコオロギ科です。光があっても、カメラ音しても動かない。多分じっとするのは防身術だ。離れるとまた、大きくて綺麗な声で鳴きます。日本ではペットとして飼うことがあまり聞いたことがないので、逃げてきたペットではないと思う。風に巻き上がってきたことに間違いない。残念なのは、こんな所にいくら声が大きくて綺麗でも、魅力された相手は来ようと考えても来られない。あ~、かわいそう。